株主優待とは

株主優待とは、企業から株主へのプレゼントです。

株主には、配当金として利益の一部が還元されます。

配当金は現金(実際には郵便局で払い出しできる証書)がもらえます。

株主優待は、現金ではなく商品やサービスがもらえます。

企業により異なりますが、企業が作っている商品、図書カードやお米券、企業の優待券などがあります。

どうすればもらえるの?

企業にはそれぞれ決算日が決まっています。

また優待の確定日も決まっています。

例えば3月末決算の企業であれば、3月末日に株主としての名簿に載っていることが、株主優待を手にする資格となります。

気をつけないと行けないのは、3月末日に株主名簿に載るためには、3月末日を含めて5営業日前に株を保有していることが条件となります。

これが優待権利確定日です。

例えば、3月31日が、金曜日であれば、優待の権利確定日は3月27日月曜日となります。

3月31日が、木曜日であれば、優待の権利確定日は3月25日金曜日となります。

気をつけたいこと

株主優待には、お店では買えない商品や、半額券、無料券など様々なものがあります。

これらをもらえる、というのはとてもうれしいものです。

しかし、気をつけないといけないのは、株価は常に上下していることです。

株主優待をもらえるから、株を買ったが、株価は下がってしまった、ということもよくあります。

例えば、1,000円の図書カードが株主優待でもらえる企業があったとします。

その企業の株価は、700円、最低取引単位は100株とします。

この株主優待が欲しいので、700×100=7万円で株を購入しました。

ところが、株価は下がっていき、680円になりました。

この株の価値は、680×100=6万8千円となります。

1,000円の図書カードを手に入れたのはよいのですが、株の価値は2,000円も下げてしまいました。

差し引き、マイナス1,000円となります。

末永く株を保有する方は良いですが、株主優待も株価も狙っている方はこのあたりも気をつけた方が良いです。

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